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トラブルシューティング

主な症状と、その原因および対処方法をまとめます。該当する項目が無い場合は、本ページ末尾の「サポート」を参照してください。

起動できない場合

症状 対処
「セキュリティの警告」が表示される(zip 版) zip を解除せずに展開した場合は、起動のたびに表示されます。[実行]を選択します。[このファイルを開く前に常に確認する]のチェックを外して[実行]を選択すると、以降は表示されなくなります。次の更新からは、展開する前に zip のプロパティで[ブロックの解除](Windows 11 では[許可する])を有効にしてください(zip による配置)
単一 .ps1 版(試験版)を右クリックしても実行できない・止められる 組織のポリシーで PowerShell の実行ポリシーが固定されているときは、ファイルのプロパティで[ブロックの解除]を有効にしてから実行します(単一 .ps1 版による配置)
tebunko.bat を使わずにショートカットから起動したが、何も起きない(zip 版) zip を解除してから展開したか(印が残っていると起動が止まります。展開し直してください)、ショートカットの作業フォルダーが展開したフォルダか、リンク先の -File のパスが scripts\tebunko\gui.ps1 かを確認します(tebunko.bat を使わずに起動する)。この方法では理由の表示(メモ帳)が出ません
「Windows によって PC が保護されました」が表示される(インストーラー版) [詳細情報]→[実行]を選択します。インストーラーがコード署名されていないために表示されます
起動操作をしても画面が表示されない tebunko が既に起動していないか確認してください(既に起動している場合は、既存のウィンドウが前面に表示されます)。組織のポリシーで PowerShell の実行が制限されている場合や、制限言語モード(AppLocker・WDAC)で許可されていない場合は、メモ帳(Notepad)に理由が表示されます。表示された案内に従い、制限された環境での動作を確かめたうえで、安全性 の資料を添えて情報システム部門に確認するか、zip の展開し直しなどの対処をしてください。メモ帳が出ない場合(PowerShell 自体が見つからない・AppLocker の実行ファイルの規則で PowerShell の起動自体が止められている場合)は、Windows PowerShell 5.1 が有効か、Windows 自身が出す知らせが無いかを確認してください。フォルダ名に %名前% の形(% で囲んだ文字)があると、tebunko.bat では起動できません。フォルダ名を変えるか、インストーラー版を使ってください
起動時に[設定]が表示される 既定のワークスペースに tebunko 以外のファイルが存在します。空のフォルダを指定してください(設定)

前の版のインデックスの知らせが出る場合

症状 原因と対処
「前の版のインデックス(「…\index」)は、この版では使えません。…」が表示される ワークスペースに前の版(index フォルダ)のインデックスが残っています。[すべて更新]を押すと、元のファイルをすべて更新し直します。更新し直した後は index フォルダを削除してかまいません
インデックスの一覧に「古い形式です。作り直してください」と出て、検索の対象に入らない(検索バーに「古い形式のインデックスは検索していません」と出る) 前の版の tebunko で作ったインデックス(content_index フォルダ)です。この版は新しい形式(store フォルダ)で保存するため、そのままでは検索できません。[すべて更新]を押して作り直してください。読み取れないファイルがあっても作り終え(一覧は「警告」)、そのファイルは「更新に失敗したファイル」に出ます。作り終えると、古い形式の分は自動で消えます。前の版で書き出した zip は取り込めないので、この版で書き出し直してください
[すべて更新]を押すと「前の版のインデックスは使えないため、元のファイルをすべて更新し直します。…」の確かめが出る 上と同じ理由です。[更新し直す]を押すと更新し直しを始めます。ファイルが多いと時間がかかります
ワークスペースの直下や store の中に、日本語の名前のファイル(前の版の 取り込み一覧.tsv 元のフォルダ.txt など)が残っている 前の版はこれらのファイル名が日本語でした。この版はこれらのファイルを tebunko のものと見分けられず、クロール対象の下にあると本文として更新の対象にしてしまい、検索結果が二重にヒットします。削除してください

インデックス作成が完了しない場合

症状 原因と対処
「チェックの付いたクロール対象フォルダがありません」 [インデックス管理]で、更新するインデックスの行にチェックを付けてください
登録したクロール対象フォルダが見つからない・別のフォルダとして読まれる フォルダの名前に %名前% の形(% で囲んだ文字)があると、設定の読み込みで環境変数として展開されるため、登録した場所と別の場所を指します。フォルダの名前を変えてください
「クロール対象フォルダが見つからなくなったため、インデックス作成を中止しました」 処理中にネットワークの切断や USB メモリの取り外しなどにより、フォルダにアクセスできなくなりました。フォルダにアクセスできる状態に戻してから再実行すると、続きから更新します
「設定ファイルが壊れていたため、既定の設定で起動しました」 起動時に設定ファイル(setting.config)が読めなかったため、setting.config.broken-<日時> という名前に退避し、既定の設定で起動しました。ワークスペースの場所・登録したフォルダなども既定に戻っています。元に戻すには、tebunko を閉じてから退避したファイルを直して setting.config に置き換え、開き直してください。直さずに、画面から設定し直しても構いません
「setting.config を読み込めません」 tebunko を使っている途中で、設定ファイルが読めなくなりました(手で編集して書き損じた等)。内容を修正してください。直せないときは tebunko を閉じ、setting.config を削除して開き直すと、既定の設定で起動します
画面を閉じたら処理が停止した インデックス作成は tebunko のプロセス内で実行されるため、画面を閉じると中断されます。[続きから再開]で残りを更新してください
インデックス作成のたびに「更新を中断しました(残り N 件)」と出る/.ppt が更新されない PowerPoint を開いたままインデックス作成をすると、PowerPoint が要るファイル(旧形式の .ppt など)は接続せずに更新せず、そのまま残します(利用者の PowerPoint の内容・設定は変わりません)。PowerPoint を閉じてからもう一度[すべて更新]を押すと更新します
「更新に失敗したファイル」に「PowerPoint が起動していたため取り込めませんでした」「PowerPoint を使っている方がいたため取り込めませんでした」と出る/PowerPoint が応答しない PowerPoint が起動していると、PowerPoint で読むファイル(.ppt など)は取り込めません。取り込み中に PowerPoint の窓を開いて使ったときも、制限時間(10 分)を過ぎても、使っている PowerPoint は強制終了せず(保存していない変更を失わせないため)、残りの PowerPoint のファイルを取り込みません。PowerPoint が応答していないときは、保存できるものを保存してから PowerPoint を閉じ、閉じなければタスクマネージャーで終了してください。閉じてから、もう一度[すべて更新]を押すと取り込みます(確認の画面の「…も更新し直す」を選ぶ必要はありません)
特定のファイルで処理が進まない 1 ファイルの処理が 10 分を超えると、そのファイルを失敗として次のファイルに進みます。完了を待つか、[中止]してください。残った Office は、次に tebunko を起動したときの確認で終了できます
処理に時間がかかる サイズの大きいファイルが多い場合は時間を要します。2 回目以降は追加・変更されたファイルのみを更新するため、短時間で完了します

停止した原因の詳細は、ワークスペースのフォルダの indexing_log.txt を開いて確認してください。

更新に失敗したファイルがある場合

[インデックス管理]の「⚠ 更新に失敗したファイル」に表示される「失敗の原因」ごとの対処方法です。

失敗の原因(冒頭部分) 対処
読み取りパスワードが設定されているため開けません 更新できません。パスワードを解除したコピーであれば更新できます
IRM・秘密度ラベルで暗号化されているため更新できません 更新できません。保護を解除したコピーであれば更新できます
暗号化されているか壊れているため更新できません 透過型のファイル暗号化製品で暗号化されたファイルの見込みがあります。製品の設定で Office がそのファイルを平文で開けるようにするか、暗号化を解除したコピーを使ってください
ファイルを暗号化する製品が一時ファイルを暗号化したため更新できません 上と同じ製品が、変換の途中でできる一時ファイルまで暗号化しています。同上の対処をしてください
ファイルが壊れているか、拡張子と中身の形式が一致していません 拡張子を修正するか、正常なファイルに差し替えてください
ほかのアプリ・利用者がファイルを使用中のため読めません ファイルを閉じてから、再度更新してください
ファイルを読むアクセス権がありません フォルダの管理者に読み取り権限の付与を依頼してください
ファイルが見つかりません 更新中にファイルが移動または削除されました。次回のインデックス作成で一覧から自動的に除外されます
10 分以内に更新が終わらなかったため中止しました 該当ファイルを Office で開き、サイズや表示されるダイアログの有無を確認してください
Officeアプリ(Excel・Word・PowerPoint)を起動できませんでした Office のインストール状態とライセンス認証の状態を確認してください
Officeアプリが応答しませんでした tebunko を起動し直し、残った Office の確認で[終了する]を選んでから、再度更新してください
シート・文書が大きすぎて更新できません シートを分割するか、メモリ容量の大きい PC で更新してください

原因を解消した後、「インデックス更新の確認」で「前回更新に失敗し、その後変わっていないファイル N 件も更新し直す」にチェックを付けて実行します(ファイルを更新した場合は、チェックが無くても更新の対象となります)。

すべてのメッセージとその意味は エラーメッセージ一覧 を参照してください。

クラウドにだけあるファイルが検索されない場合

OneDrive・SharePoint の「ファイル オンデマンド」で、中身がこの PC に無いファイルは、既定ではダウンロードせずに残すため、検索の対象になりません。終わりの案内に「クラウドにだけあるファイル N 件は、ダウンロードせずに残しました」と出ます(対象のファイルはワークスペースの indexing_log.txt に載ります)。

  • 検索したいときは、「インデックス更新の確認」で「クラウドにだけあるファイル N 件もダウンロードして取り込む」にチェックを付けます。
  • OneDrive のアプリで、対象のフォルダを「常にこのデバイスに保持」にして先にダウンロードしておく方法もあります。
  • ダウンロードにも 1 ファイルの制限時間(10 分)がかかります。大きいファイルは失敗になることがあります。失敗したファイルは、OneDrive のアプリで「常にこのデバイスに保持」にして手元に落としてから、「前回更新に失敗し、その後変わっていないファイル N 件も更新し直す」にチェックを付けて取り込み直します。クラウドにだけあるまま残っている失敗分は、「ダウンロードして取り込む」にもチェックを付けたときだけ取り込みます。

更新したのに古い内容で見つかる場合

ファイルを更新したあとで、そのファイルが「クラウドにだけある」状態になると、既定ではダウンロードせずに残すため、取り込み直されません。ダウンロードして取り込むまで、古いインデックスのまま検索されます。「インデックス更新の確認」で、クラウドにだけあるファイルのチェックを付けて取り込んでください。

更新していないのにダウンロードが始まった場合

「クラウドにだけあるファイル N 件もダウンロードして取り込む」にチェックを付けた(または「次からこの確認を出さずにダウンロードする」を選んだ)あとの更新では、取り込み対象のクラウドにだけあるファイルを、確認なしでダウンロードします。ダウンロードしたくないときは、「インデックス更新の確認」でチェックを外して[更新を開始]を押します。外すと、次からは確認を出す設定に戻ります。

検索結果に表示されない場合

確認項目 内容
検索対象 画面左側の「検索対象」で、対象のインデックス・フォルダにチェックが付いているか確認してください
種類 種類のチップ(Excel・Word・PowerPoint・テキスト・PDF)を外している場合、外した種類のファイルは検索対象になりません
インデックスの更新 元のファイルの変更は、次回のインデックス作成後に反映されます
[図形][コメント] 図形・コメント内の文字は、これらが有効な場合のみ検索対象となります
表示形式 Excel の数値は表示形式どおり(1,234 など)に検索します(制限事項)
更新の失敗 該当ファイルが「更新に失敗したファイル」に含まれていないか確認してください

元のファイルを開けない場合

  • 「<ファイル名> が見つかりません」と表示される:元のフォルダが移動または名前変更されています。[フォルダを選ぶ]で移動先を指定してください(元のファイルを開く)。
  • 他の利用者が編集中で開けない:開き方を[新規(元のファイルを占有しない)]に変更してください。
  • Excel が応答しない:tebunko を起動し直したときの確認で[終了する]を選んでから、再度開いてください。確認が出ないときは、タスクマネージャーで終了してください。

ログファイル

ログはワークスペース(既定:%USERPROFILE%\Documents\tebunko_ws)に保存されます。

ファイル 内容
indexing_log.txt インデックス作成の経過と、更新に失敗したファイルの原因。先頭に tebunko の版と環境の見出しがあります。インデックス作成を始めるたびに、前回の分を indexing_log_previous.txt に移して新しく書きます
indexing_log_previous.txt 前回のインデックス作成の記録。移すたびに上書きされます
gui_error_log.txt 画面で発生した予期しないエラーの記録。追記されます。画面を開いて最初の記録の前と、ワークスペースを切り替えた後の最初の記録の前に、版と環境の見出しを書きます(切り替えで記録が移るため、見出しが 2 つ入ることがあります)。1 MB 以上になると、前の分を gui_error_log_previous.txt に移して新しく書きます。前の分が読み取り専用・ほかのアプリで開いているあいだは移せず、1 MB を超えることがあります。閉じる・前の分を消すと、次の記録のときに移ります
gui_error_log_previous.txt gui_error_log.txt の前の分。移すたびに上書きされます
startup_error.txt(tebunko のフォルダの直下) 画面が表示される前に起動が失敗したときの記録。起動に失敗するたびに書き直されるか追記され、追記で 1 MB 以上になると前の分を startup_error_previous.txt に移します。ワークスペースの外にあります。tebunko のフォルダに書き込めない場合(C:\Program Files など)は作られず、理由だけがメモ帳で示されます

サポート

サポート を参照のうえ、GitHub の Issue でお問い合わせください。報告の際は、tebunko・Windows・Office のバージョンと、ログの該当部分を添えてください。tebunko のバージョンは、画面左下の[バージョン情報]で確認できます。ログの先頭の見出しには、tebunko の版と Windows・PowerShell・Office の版が書かれているので、そのまま添えられます(この見出しに利用者名・コンピューター名・パスは入りませんが、ログの本体にはフォルダのパスやファイル名が入るので、貼る前に伏せてください)。ログやファイル名に機密情報が含まれていないことを、事前に確認してください。startup_error.txt にはツールを置いた場所(利用者名を含むパス)が入るため、公開の Issue に貼る前に書き換えるか確認してください。